中小企業省力化投資補助金とは
人手不足解消に効果のあるロボットやIoTなどの製品や設備・システムを導入するための経費を国が補助することにより、
中小企業の省力化投資を促進し売上拡大や生産・業務プロセスの 効率化を図るとともに、賃上げにつなげることを目的とした補助金です。
補助事業概要
補助対象 | 人手不足の中小企業などが、省力化効果のあるオーダーメイド・セミオーダーメイド性のある設備やシステムなどを導入し、「労働生産性年平均成長率4%向上」を目指す事業計画に取り組むものが対象 |
導入支援イメージ | 機械装置・システム構築費、技術導入費、 専門家経費、クラウドサービス利用費 |
従業員数あたりの 補助上限額 |
※カッコ内は大幅賃上げを行う場合 ・5人以下:750万円(1,000万円) ・6〜20人:1,500万円(2,000万円) ・21〜50人:3,000万円(4,000万円) ・51〜100人:5,000万円(6,500万円) ・101人以上:8,000万円(1億円) |
補助率 | 中小企業1/2、小規模・再生2/3※ ※補助金額1,500万円までは 1/2 もしくは 2/3 ※補助金額1,500万円を超える部分は1/3 |
基本要件 | ※最低賃金引上げ特例適用事業者の場合、(1)(2)(4)のみ (1)労働生産性の年平均成長率+4.0%以上増加 (2)1人あたり給与支給総額の年平均成長率が事業実施 都道府県における最低賃金の直近5年間の年平均成長率以上、又は給与支給総額の年平均成長率+2.0%以上増加 (3)事業所内最低賃金が事業実施都道府県における最低賃金+30円以上の水準 (4)次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画を公表等(従業員21名以上の場合のみ) ※未達の場合は補助金返還などもございますのでその他要件は公募要領をご確認ください。 |
一般型 活用事例
カタログに登録された製品ではなく、 中小企業等が抱える個別の現場での課題解決に向けた、オーダーメイドでの省力化投資が可能です。

事例1:製造加工業
機械加工業でのノウハウを活かして、新たに半導体製造装置部品の製造に挑戦。

事例2:製造業
医療機器製造の技術を活かして蒸留所を建設し、ウイスキー製造業に進出。
3つのカテゴリとマッチング例
1.資金調達の場合
中小企業(新規事業立ち上げ)
・新規事業立ち上げに伴う初期資金を確保したい
・資金計画を策定したい

支援機関(金融機関)
・適切な融資プランの提案
・企業の経営戦略に合わせた資金計画の作成支援
2.事業承継の場合
中小企業(後継者不在)
自社の技術を次世代に引き継ぎたい

支援機関(投資機関)
事業承継ファンドによる事業の譲受と事業人材の派遣
3.経営相談の場合
中小企業(経営戦略)
事業拡大のために経営戦略を策定したい

支援機関(認定経営革新等支援機関)
企業の特色を踏まえた経営戦略の策定支援
事業スキーム
事前準備

・新規事業への検討
・計画の策定
公募開始~交付候補者決定

・申請受付開始
・公募締切
・審査
・交付候補者決定
交付決定~補助事業実施

・交付申請、決定
・補助事業開始
・確定検査、補助金の確定
・補助金の請求
・補助金の支払い
補助事業終了後

・事業化状況報告
・知的財産等報告
<STEP1>
GビズIDでログイン・または新規申請
<STEP2>
プロフィールや挑戦しようとしている課題の登録
<STEP3>
支援者からコンタクトが届く
╲第1回公募開始!/
公募開始:令和7年4月22日(火)
申請受付:令和7年6月頃(予定)
公募締切:令和7年7月10日(木)
さいごに
オーダーメイド型のため、事業内容に合わせて多様な設備やシステムの導入が可能です!
人手不足解消だけでなく付加価値額や 生産性向上にもつながりますのでぜひご活用ください。
また、本記事の内容は動画や資料でもまとめておりますのであわせてご活用ください。
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